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(まだまだ!)よいこ文庫の推薦本

いったいどれだけ犬関連の本を読めば気が済むねん!とツッコまれそうですが、読みますとも!:)
だって、面白いんだもーん。w

大阪に行く前日に買って、新幹線の中で読んだ本です。おっと、その前に正直に言いますと、この本と滝川クリステルさんの「恋する理由 私の好きなパリジェンヌの生き方」なんていう本も読んじゃいました。きゃー!あはは!w いろいろ読む訳ですよ、いろいろ!w 食わず嫌いはダメですよ。そこ!きしょいとか言うな!!w

恋する理由 私の好きなパリジェンヌの生き方恋する理由 私の好きなパリジェンヌの生き方
(2011/04/15)
滝川 クリステル

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で、本命の本は↓こちらです。

スピンク日記スピンク日記
(2011/02/25)
町田 康

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INUという伝説のロックバンドをやってた町田康さんが上梓された現代版「我が輩は猫である」ですね。
スピンク(スタンダード・プードル)というブリーダーの所の「売れ残り」を譲渡され迎え入れるところから始まります。ただ、普通のエッセイ本と違うのは完全に犬目線の本なんです。飼い主を「主人・ポチ」と呼び、日々の暮らしの中で思う犬の気持ちやちょっぴり哲学的な側面を描き出すというなんとも面白い作品です。いろいろワンコ関連の本を読んできましたが、まだまだ描く切り口ってあるんだなぁと関心してしまいます。

というよりも町田さんの文才に脱帽です。本当にスピンクがパチパチとPCに原稿を打っているような感じがしてならないほど、リズミカルでワンコ目線に徹した表現力が秀逸で、はじめはクスクス、そのうちにゲラゲラと笑ってしまうほどウケます。もちろん新幹線のなかでニヤッと笑ったり、声を出して笑ったりもしました。(最近、ヘッドホンで音楽を聴いているヒトが多くてこういう時は助かります…。)

特にスピンクが主人・ポチを表現する方法が秀逸。
「つまり主人・ポチは今世で初めて人間になったのであり、いまだ、犬であった前世の佇まいを多く残しており、だからオーラが犬なのです。そういえば、主人・ポチは、犬の私から見ても犬っぽい人です。ご飯など、かきこむようにしてあっという間に食べてしまうし、寝付きも寝起きもいいし、知らない人にはガウガウ吠えます。その割にはお人好しで、いつも人にだまされます。私などから見ると、少し間抜けな犬、そのものです。」

そして、最後には忠犬となるか、名犬となるか迷うスピンクが描かれているのですが…。
「私は、凡人、と言いたいところですが、凡人よりやや下の愚人であるポチと一緒に駄犬として、どうやら行きて死ぬようです。まあ、楽しいのでいいですけど。ウヒャヒャ。なんついながら私たちの毎日は、続いているのです。いまアオサギが飛んできて池の鯉を食べようとしています。それを見て、ポチが、うわっうわっと言っています。そんな様を眺めつつ私はいま、幸せです。」
と締めくくられています。基本、上から目線のスピンクなのですが、こうした普通の暮らしのなかに「主人・ポチ」との一瞬が切り取られ、犬目線で表現されるとそこがまたホロリとさせられるのであります。

この一冊には町田さんの愛がたくさん詰まっています。

こんな目線でダンテも自分のことを観察しているのかな?なんて想像するとクスクス笑えてきますよね。普段、一緒に暮らしているワンコたちのちょっとニヒルで賢い目線を知りたいヒトはぜひ、読んでみてください。笑えます。そして、ホッコリと幸せになります。

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よいこ文庫の推薦本 in 大阪!

無事に大阪・神戸食い倒れの旅から帰ってきました。
いや~、いろいろと食べてきましたよ。肉吸、お好み焼き、イカ焼、タコ焼、うどんすき、串揚げなどなど。湿っぽい東京と違ってとても活気に満ちあふれていて、生き生きしておりました。大阪は新しい商業施設のオープンラッシュということもあり、にぎわっているんでしょうね。とても良いタイミングで肌で実感できました。おいしくてアッという間の2泊3日でしたよ。ビバ!大阪!

で、帰りの新幹線にはまだ時間があるな…と本屋をフラフラしていたらやっぱり見つけてしまいました。ワンコの本。最近は、本当に鼻がきくというか、目の前にスッとワンコ関連の本が現れるような気がしてなりません。

帰りの新幹線で読んだ本は↓こちらです。

ずっと犬が飼いたかったずっと犬が飼いたかった
(2011/02/22)
成毛 厚子

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漫画家/成毛厚子さんが上梓された本ですが、笑いあり、犬の飼い主としてハッとさせられるところあり、そして捨て犬に関するメッセージもあり…と時に楽しく時に辛辣に、この1冊で多角的に現代の犬生活がわかります。
もともと猫派だった作者ですが、保護犬の存在を知り1匹のミックス犬を譲渡してもらうところから始まります。昭和の犬の飼い方(外飼いで病気になったこともわからないくらい犬を構わなかったと記述)をしていたことに後悔の念を抱いていた成毛さんが、過去の悔いを改める意味でも犬と暮らすことにチャレンジします。おまけに捨て猫まで一緒に飼うことになり、一人と2匹のドタバタな生活が始まることに。

いたずらをする飼い猫に対しても「もう、このオバカちん」と抱きしめてしまうようなクスッとした笑い、「寝るな寝ると死ぬぞ」と自分を奮い立たせて挑む慣れない早朝散歩などの苦労など、犬やネコと生活をしたことがあるヒトなら「そう!そう!」とうなずいてしまうような幾度の場面がユーモラスに描かれています。

同時に、「しつけなければ犬は犬のままだ。やっていいこと、いけないことは教えなければ犬は分からない。根気よく教え、理解させて初めて家族、パートナーとなる。(中略)飼い切れないからと、不要品として捨ててしまう人間には決して味わえない喜びがそこにはあるはずだ。そんな幸せを自ら放棄してしまうとは、なんともったいないことか。」といったシビアな目線で捨て犬や捨て猫に対する意見も書かれていることに、改めて「そうだな」と思わされました。

自分は問題なく犬と生活できている…と思っていても、何かしら迷惑をかけていないか、もっと快適にヒトと犬がくらせるようになるにはどうしたらいいのか…といったことを見つめ直す良い機会になりました。


さて、ダンテですが、ダンテ飼い主の実家で悠々自適の生活を決め込んでいるようです。
これまでTC、ハンドラーさん宅といったホームステイを経験しているから(?)他所に預けてもすぐ順応するみたいです。ちゃんと食べて、1日2回の長い散歩、そして睡眠と最高の生活をしているとのことでした。(しかし、飼い主以外にもちゃんと懐くなんて!!w)
ダンテは4日に帰ってきます。


よいこ文庫の推薦本

毎日、毎日、選挙の街宣車がうるさいです。
ダンテは無反応なのですが、夕飯時になってもウチの前を通る候補者がいて「絶対、投票してやんねー!」と思うのでした。

さて、誰に投票しようかなんて思っている方も多いと思います。日曜日は朝の番組で党首討論のハシゴ番組が編成されておりましたし、ポストにもいろんなチラシが入っています。

そんなあなたに贈る2冊です。

一冊目は、これからの「正義」の話をしよう、というタイトルの本です。


これからの「正義」の話をしよう――いまを生き延びるための哲学これからの「正義」の話をしよう――いまを生き延びるための哲学
(2010/05/22)
マイケル・サンデルMichael J. Sandel

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これは6月20日まで全12回にわたって教育テレビで放送された「ハーバード白熱教室」を書籍にしたもの。著者のマイケル・サンデル教授はハーバード史上最多の履修者数を誇る講義をした教授で、今回は特別に一般公開という形でメディアが放送することをゆるされたものです。

では、この本の何が目玉か。実際の社会問題・公共問題などを例にあげて、「正義」とは一体何かというものを講義した内容です。アフガンのテロ撲滅戦争、緊急避難の殺人、代理出産、アファーマティブアクション、徴兵制、臓器移植などの問題を、アリストテレス、ベンサム、ミル、ヒューム、カント、ロールズなどの思考を辿りながら、検討していくわけですが、書物にかかれた哲学言葉の無機質な固まりが、途端に色彩を帯びて豊かに展開されていきます。

アフガンのテロ撲滅戦争に参加している米兵がヤギ飼いの男性とばったり遭遇します。米兵はこの男性を殺すかどうか悩むわけですーーーもしここで殺さなかったらテロ組織に自分の居所を教えるかもしれない、しかしテロ組織とは全く関係のないただのヤギ飼いだったら…。結局、この米兵は男性を殺さずに解放するわけですが、数十分後に何十人というテロ組織のチームに囲まれて殺されてしまうことになってしまいます。究極の立場に立った時の選択と正義とは?こうした事例を次から次へと読者に放り投げてグイグイと引きつける論説はテレビ以上の迫力があります。

では、こうした事例が「普天間基地」だったら?一人を殺して多数が助かるか。それとも一人を殺せずに多数を殺すことになるか。実際にこの本でも取り上げられている緊急避難の殺人の例です。沖縄の問題に置き換えてみると、日本の政府のしていることがサンデル教授の論理によって明確に浮かびあがってくるという仕組みです。

そして、もう一冊。


日本人へ リーダー篇 (文春新書)日本人へ リーダー篇 (文春新書)
(2010/05/19)
塩野 七生

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これは文藝春秋2003年6月号から2006年9月号までの内容をまとめたものです。ローマ帝国と日本の政局(ちょっと古いですが)を交えて解説すると、なんと歴史に学ぶ点が多いことかと驚かされます。古いというよりも、一種の予言書に近い部分もあり、ぞっとする場面も。

「なぜか、危機の時代は、指導者が頻繁に変わる。首をすげ代えれば、危機も打開できるかと、人々は夢見るのだろうか。だがこれは、夢であって現実ではない。」

ピリリと辛口なところが読んでいてハッとさせられる部分でもあるのですが、この本を一冊読むだけで惰眠をむさぼろうとしている候補者は誰か、誰に投票するべきかという違いの認識が浮かび上がってくると思います。

これからの日本についてですが、個人的な意見として、日本はもう成長できない国だと思います。
10年後には確実に現在よりも生活水準は下がっています。なぜか?労働者が激減するからです。現在の経済状況は極端に上にも極端に下にも行けない、いわばスタックしている状態です。10年後にはゆるゆると下り坂をくだっていくのではなくて、ストンとフリーフォールのように経済は悪化していくと予想します。バブルがはじけて20年。よくがんばって耐えたね~。おかげで景気はまた良くなったよ…なんてことは間違ってもありません。むしろ、あのころはホントによかったね…と10年後に皆が2010年の日本を羨んでいる状態だと思います。

消費税の問題がクローズアップされていますが、菅首相は選挙後に、はっきりと国民にビジョンを示すべきです。「この国はもう4%などという成長はない国です」と。あったとしても統計上のあやです。だから消費税を10%に上げなくてはならない、これまで先延ばしにしてきた財政改革を進めて行かなくてはならない、といったことをもっとはっきりと言うべきだと思います。

それから、少子化対策を押し進めるべきです。フランスを見習えというつもりはありませんが、大胆な政策が必要でしょう。このままでいったら日本も移民を受け入れるような政策に転換せざるを得ない状況になるとおもうのですが、どちらにしても何十年も時間をかけて整備されるのであれば、出生率を上げる政策を打ったほうが国民のためかと思います。

選挙を期に、日本の政治や経済について考えてみてはいかがでしょうか。

最後に塩野さんが引用したカエサルの言葉です。

人間ならば誰にでも、現実のすべてが見える訳ではない。
多くの人は、見たいと思う現実しか見ていない。

プロフィール

バロン

Author:バロン
新宿でボストンテリア♂のダンテと暮らしています。
愛玩動物搬送士取得
(2010年2月)
JKC愛犬飼育管理士取得
(2010年4月)

ダンテ
2009年3月1日 
千葉県で生まれる
2010年3月28日 
ショーデビュー
2010年4月17日
M.CC獲得

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